DELLのサーバにはハードウェアの状態が確認できるOpenManage Server Administratorというソフトウェアがインストールできるのですが、サポートされているのはWindows、RHEL、SUSEと当たり前なのですが有償OSしかありません。
しかし、RHELでインストールできるということは、CentOSでも動かせる期待が膨らみます。今回はCentOS5にOpenManage Server Administrator(OMSA) をインストールしてみて動くかどうか試してみたのでその覚え書き。同じような事をやっている方が検索すると出てきますけどねw
手順としてはこんな感じです。CentOS5は最小構成でインストールしている状態です。
DELLのダウンロードサイトでRHEL5に関係するものを検索するとシステム管理のカテゴリにDell OpenManage Server Administrator Managed Nodeの見出しが確認できますので、このページからダウンロードしてきます。今回ダウンロードしたファイル名はOM_5.2.0_ManNode_A00.tar.gz。
これを解凍するとディレクトリなしでカレント直下に展開してくれますので、ディレクトリを作って展開した方が良いと思います。
$ mkdir /tmp/omsa $ cd /tmp/omsa $ wget <OM_5.2.0_ManNode_A00.tar.gzをダウンロードするURI> $ tar zxf OM_5.2.0_ManNode_A00.tar.gz
OMSAをインストールする際に/etc/redhat-releaseでデストリビューションの差を確認しているそうなので、CentOS5をRHEL5に見せかける努力をしてみます。
WikiPediaのRed Hat Enterprise LinuxによるとRHEL5のコードネーム?はTikangaとのことなので、これを指定してあげることにします。
$ diff /etc/redhat-release.org /etc/redhat-release 1c1 < CentOS release 5 (Final) --- > CentOS release 5 (Final Tikanga)
展開したアーカイブ内にあるsetup.shを実行するとメニューが表示され、インストールするコンポーネントを選ぶように促されます。(今回はウェブGUIとCLIを選択しました。)
選んだ後にインストールを指定するとOMSAがインストールされるのですが、今回の最小構成では下記のようにライブラリを要求されてインストールできません。
libstdc++.so.5 は srvadmin-omacore-5.2.0-460.i386 に必要とされています libstdc++.so.5(GLIBCPP_3.2) は srvadmin-omacore-5.2.0-460.i386 に必要とされています libstdc++.so.5(GLIBCPP_3.2.2) は srvadmin-omacore-5.2.0-460.i386 に必要とされています libstdc++.so.5 は srvadmin-rac5-components-5.2.0-460.i386 に必要とされています
CentOS5でlibstdc++.so.5はcompat-libstdc++-33パッケージに含まれていますので、このパッケージをインストールしてsetup.shを実行します。
sudo yum install compat-libstdc++-33 sudo sh ./setup.sh
あとは、メッセージに従ってOMSAのサービスを開始させれば良いのですが、間違ってNOを押した場合は以下の機動スクリプトを実行すると動き始めます。
/opt/dell/srvadmin/omil/supportscripts/srvadmin-services.sh start
あとはブラウザでhttps://
はじめて触るのに未サポートOSというアレな環境なのですが、サーバの空冷ファンの稼働状態が確認できたりとヘルスチェックには便利です。ハードウェアRAIDを使っていると、それの状態も確認できるようですので理由がない限りは素直にインストールしておいた方が、何かあったときに使える情報なのではと思います。
今度はDebianに入らないか試そうかな〜。